白紙の領収書

朝晩の冷え込みがどんどん進み秋が深まってテレビの紅葉のニュースもよく耳にするようになってきました。日中暖かいと思っても夜になると寒くなったり、天気のいい日と悪い日での体感温度は極端に違うので外出する際の服装には注意しなければなりません。私はちょっと油断していたら風邪をひいてしまいました。年々免疫力が落ちてきているみたいで風邪をひきやすくなっています。

事業者の皆様は白紙の領収書を発行したり、受け取ったりしたことはありますか? 領収証は代金の受領者が支払者に対しいつ、いくらもらったかを証明する文書です。通常は白紙の領収書を受け取ってそれに自分で書き込むという行為は違反であり、罰せられます。しかし、政治の世界ではこれが慣例になっているようです。

先月の参院予算委員会で共産党の小池書記局長が取り上げた問題で、稲田防衛大臣が政治資金パーティーに出席した際に金額や日付などが未記入の領収書を受取り、稲田大臣側の事務所で記入したものを政治資金収支報告書に添付したのではないか、という指摘でした これに対して稲田大臣は事務所での金額記入を認め「多くの出席者がいるパーティーで主催者側が短時間で領収書を作成すると受付が混乱する」という答弁でした。このことについては菅義偉官房長官も同様のことを指摘され「政治資金規正法では政治団体が徴収する領収書に際して発行者側の作成法についての規定はなく、問題ない」ということでした。 確かに政治団体は公益法人扱いで収益事業ではないから課税はないのかもしれませんが、このようなことは民間ではありえないことでびっくりしてしまいました。まさによく言われている”世間の常識は永田町の非常識”という言葉通りだなあ、と思いました。領収書といえば、他にも複数の富山市議が白紙の領収書を偽造して政務活動費を架空請求したり、何年か前には兵庫県の号泣議員が政務活動費を不正に受給したり、と政治家のモラルが疑われる事案があとを絶ちません。

その後自民党では受け取った会費等には金額を記載して領収書を渡すようにとの通達があったようですが、東京オリンピックや築地市場移転問題などいろいろと話題になっているようですが、国民から選挙で選ばれて国民の税金を預かっている政治家の方たちには気を引き締めて行動してほしいと思います。